webページの印刷が切れたり、できない時の対策(chrome版)

パソコン

Chromeでは、表示されたwebページを印刷することができます。

しかも、pdfで保存する印刷もできてかなり便利です。

ところが、時々Webページが印刷できないことがあります。

その対処方法について説明します。

Chromeでの印刷方法

まずは、Chromeでの印刷方法の確認です。

一番簡単なChromeでの印刷方法は、右クリックのメニューから「印刷…」を選択することです。

ここで「印刷…」のメニューがない場合は、なんらかの問題があります。

印刷メニューがでてこない場合の対処方法

印刷したいのに、「印刷…」メニューが表示されない場合の対処方法です。

対処1.右クリックする場所を変える

実は、右クリックのメニューは、場所によって、変わっています。

例えば、画像の上で右クリックすると、画像用のメニューが表示され、そこには「印刷…」がないこともあります。

文字のように見えても、実は画像だったりすることもあります。

なにも無いようなところなど、いろんな場所で右クリックしてメニューを表示してみると、「印刷…」メニューがでてきる事があります。

いろいろ試して、「印刷…」メニューが出てこない場合、通常の方法では印刷できないページなのかもしれません。

対処2.ショートカットキーで試す

印刷には、ショートカットキーが割り当てられています。

Chromeでの印刷のショートカットは、「Ctrl」+「P」です。

「Ctrl」キーを押しながら、「P」キーを押してみてください。

印刷ダイアログが表示されていれば成功です。

対処3.他のソフトを使う

Chromeを再インストールするとか、OSアップデートなどで印刷できるようになることもありますが、手間がかかりますし、時間をかけた割にはなにも変化ないことが多いです。

もし、他のブラウザ(IE、Eage、Firefox等)が使えるのなら、それで表示して印刷を試してみるのがよいです。それでも印刷できない場合は、プリンターの設定などに問題があるのかもしれませんし、そもそも印刷できないページなのかもしれません。

印刷はできるが切れてしまう

印刷指示はかけられても、印刷物の右や左がかけていたり、印刷してほしい部分が欠けてしまう場合があります。

これについては、原因が多数あるため、一概に解決する方法がありません。原因に応じて対処していくことになります。

そもそも、Webページは印刷されることを想定しないで作成されていることも多いため、思ったような形で印刷することが困難な場合も多いです。

とはいえ、形式にこだわらず、とにかく情報部分を印刷できればよいなどの目的の場合にはいくつか有効な手段があります。

改善案1.用紙の向きを横にする

印刷するときの用紙の向きを横にすると切れないで印刷できることがあります。

レイアウトの部分を「縦」から「横」に変更すると、切れている部分が印刷されるようになることがあります。

改善案2.Firefoxを使って印刷

印刷したい場所が画面に表示されているのなら、Firefoxを使って印刷するのがおすすめです。

この印刷するためだけに、Firefoxを使えるようにしても良いぐらい活用できます。

おそらく、Chromeでの印刷で切れてしまう場合は、Firefoxで印刷しても同じ現象になります。

しかし、Firefoxには、「スクリーンショット撮影」という機能が標準ではいっています。これがかなり使えるのですね。

直接印刷するのではなく、「キャプチャー」して「印刷」と2段階で印刷するのですが、2段階で印刷するため、印刷内容もかなり高度に指定することが可能になります。

画像として保存することもできます。

その方法は、まず、画面に表示したWebページをキャプチャーします。

キャプチャー範囲を選ぶこともできますが、とりあえず「ページ全体を保存」を使えば表示しているWebサイト全体がキャプチャーされて便利です。

キャプチャーした画像は、ダウンロードして保存することもできますし、コピーすることもできます。

コピーした場合は、ペイントや、MS-WORD、MS-EXCELに張り付けることができます。

例えば、エクセルに張り付けて、エクセルの印刷機能を使うとそのWebページが印刷できます。

Chromeにも拡張機能でWebページのキャプチャが可能にできたりしますが、Firefoxを使う方がお手軽です。

改善案3.スクリーンをキャプチャーして印刷

Windowsパソコンの場合、Firefoxを使わなくても、画面をキャプチャーする機能が備え付けられています。いわゆる、スクショ(スクリーンショット)機能です。

Windowsでその機能を実現するのは、「Snipping Tool」というアプリです。

Windows7から導入されていますが、Windows10になって、シュートカット呼び出しが進化しさらに使いやすくなりました。

やり方は、「Windowsロゴ」+「Shift」+「S」です。「Windowsロゴ」と「Shift」キーを押しながら、「S」キーを押すとアプリが起動するようになっています。

マウスで切り取りたい部分を選択すると、クリップボードに画面が保存されますので、WORDやEXCELに張り付けることができるようになります。

この方法は、Webページに限らず、画面に表示されている部分ならどこでも使えますので、操作マニュアルを作るときにもよく使われます。

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