パソコンから突然音がでなくなった時の対処方法

パソコン

PCで音がでないトラブルの対処方法です。WindowsPCの場合です。

パソコン音がでない原因

音量がミュートになっている

しょうもない原因で一番多いのは、ミュートの設定になっている事です。

音が出ない場合、まず先に確認するのは、音量設定です。

Windowsの場合、タスクトレイで確認するのが手っ取り早いです。

こんなマークがタスクトレイ(通常は、画面の右下に表示されている)が表示されているのなら、マウスポインターをこのマークの上に乗せてみます。

「スピーカ60%」のようにボリューム状態が表示されます。

このマークを左クリックすると、ボリューム調整ができます。下記のような画面でマスターボリュームを簡単に変更することができます。

もし、タスクトレイにこのような表示のマークが表示されていたら、それはミュート設定になっているということです。マークを左クリックして音量を調節(設定)しましょう。

マークをクリックしてメニューから、音声ミキサーを開くと下記のような画面が表示されて、デバイスやアプリケーション単位で音量を設定することができます。

タスクトレイに音量マークが表示されていない場合があります。

そんな場合は、タスクトレイの「V」マークから「隠れているインジケータを表示する」メニューを使うと見つかるかもしれません。

このあたりの動きは、Windowsのバージョンによって微妙に異なっています。

どうしても、タスクトレイに音量マークが表示されない場合は、コントロールパネルや、スタートメニューから歯車マークの設定画面からサウンドの設定箇所を探してください。

こんな感じの画面が表示され、音量設定することができます。

サウンドの設定画面

実は、音に関する設定はこの画面に集約されています(設定項目が隠れていたりしてわかりにくいです)。

そもそもデバイス(スピーカなどの音声出力装置)が接続されているのかどうかも、この画面でわかります。出力デバイスの項目になにも表示されていない場合は、ボリュームが云々の前に音声出力する機能が組み込まれていないということになります。

パソコンのスピーカから音がでないがイヤホンからは出る

パソコンから音がでていないと思っていたら、小さく聞こえてる事があります。

ノートPCの場合、音声出力端子にイヤホン(外部出力)が接続されていると、内蔵スピーカからの音が出てこないようになっています。イヤホンを抜くと、内蔵スピーカから音がでます。

もしくは、パワーポイントなどをプロジェクターで表示するために、HDMIケーブルが刺さっていると、出力がHDMIになってしまい、スピーカから音はでてきません。

デスクトップパソコンの場合は、サラウンド対応などに対応するため、出力端子が複数ある場合もあります。

デスクトップパソコンの場合、内蔵スピーカがあったとしてもしょぼいので、外部出力しないと音の品質は悪いです。基本的には、イヤホンを挿していた単子にスピーカをつなぎます。

音声の出力先を切り替える機能は、サウンドデバイスの機能に依存します。

pcのスピーカーとヘッドホンの切り替え

通常は、物理的に音声を出力するデバイスを挿しなおすことで切り替えを行います。

イヤホンケーブル(LINE OUT)や、HDMIケーブル、場合によってはUSBケーブルが出力先になっている場合もあります。

音声デバイスは共存できる部分もありますが、トラブル対応するときには、できるだけ出力デバイスを抜いておくと問題の切り分けがわかりやすくなります。

テレビ会議(オンライン会議)でカメラを増設したPCの場合、カメラにマイク機能がついている場合もあります。マイク機能とスピーカ機能は独立に設定できますが、トラブル対応の場合はカメラを外しておいたほうが無難です。

切り替えがうまくいかない場合、物理的に出力できる機能をなくすと設定項目が制限され、動く、動かないの情報がわかりやすくなります。

音声トラブルシューティング

Zoomなどのオンライン会議の機会が増えて音声トラブルも増えてきました。

オンライン会議で音声が出ない場合、相手に原因がある場合もあります。

自分の環境が整っているのか、テストするのが一番です。まずはテストで動く部分(テスト成功)、動かない部分(テスト失敗)のデータを元に設定を変えていきます。

やみくもに、設定をいじると、動いていたものまで動かなくなってしまう可能性があります。

Zoomなどのコミュニケーションツールの中でもテスト機能がありますし、設定変更もできるようになっています。

まずは、音声テストです。

Windowsの場合もいくつか音声テストできる場所があります。設定メニューから「サウンドデバイスを管理する」という項目では、デバイス毎にテストすることができます。

私の経験では、音声トラブルの大半は出力切り替えと音量です。ドライバーのインストールで修復されるようなトラブルは極めてまれです。ドライバの再インストールするほどの場合、音声以外にもいろいろとおかしな現象があります。動きな遅い等。

音声トラブルでドライバーに問題がある場合

ドライバーに問題がある代表的なパターンはOSが更新された場合です。

同じWindowsでもバージョンアップすると、既存のドライバーが対応できずに動かなくなることがあります。Windows7や8からWindows10にアップグレードした時には、音声トラブルが多かったです。

またなにか、ソフトをインストールした時にドライバが入れ替わってしまい動かなくなる場合もあります。

少し、毛色は異なりますが、仮想環境のOSではドライバが動いたり動かなかったり複雑な現象を引き起こすことがあります。ビット数やメモリ容量によっての影響もあります。

このように、システムになんらかの影響を与える操作を行った後の場合のトラブルは、デバイスドライバーが正しく動いているのかチェックする必要がありますが、今まで動いていたのに、急に動かなくなったなどの場合は、ドライバーが原因である可能性は低いです。

繰り返しになりますが、まずテストです。音声がでそうな機能、たとえばYOUTUBEを見るなど、して音声がどう出力されるかテストしてから設定の見直しをすると早く解決に行きつきます。

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